【工場見学レポート】メイドインジャパンの誇り。カクイチの「粉体塗装」現場に迫る!
こんにちは!サンボックスです。
今回は、倉庫・ガレージ業界のトップブランド「カクイチ」さんの工場見学へ行ってきました。
溶接編に続いて、今回は【粉体塗装編】をお届けします!
動画もぜひ合わせてご覧ください!
▶️[粉体塗装レーンの動画はこちら]
粉体塗装とは?~美しさと耐久性を両立する技術~
「粉体塗装」とは、粉末状の塗料を静電気で金属に付着させ、高温で焼き付けて仕上げる塗装方法のこと。
カクイチでは、倉庫やガレージの鉄骨部材にこの粉体塗装を採用しており、その美しさと耐久性は業界屈指です。
塗料に含まれる有機溶剤を使わないため、環境にも優しく、かつムラが出にくいのが特徴。
紫外線や風雨にさらされる屋外建築にとって、まさに理想的な塗装です。
驚きのスピードと精度。ライン作業の一体感
見学させていただいたのは、岐阜県にあるカクイチの主力工場。
粉体塗装のレーンは、高さ・長さともに想像以上のスケール感!大量の鉄骨が次々と吊り下げられ、職人さんの手によってスムーズに前工程へと流れていきます。
洗浄→乾燥→粉体塗装→焼付け→冷却→検品
という工程が、1本の流れるレーンの中で自動的に行われていく様子は圧巻。
しかも、職人さんたちの作業に無駄がない。
「塗る」のではなく「纏わせる」ように粉体がまとう瞬間は、まるで鉄が別の命を得たかのような美しさがありました。
塗膜の均一さは、まさに職人の“感覚”
塗装ブースでは、職人さんが手作業でスプレーガンを操作していました。
実はこれ、機械だけに任せることも可能な工程。しかしカクイチでは、細部や端部の仕上がりを大切にし、人の目と技術で最終チェックと補正を行っています。
スプレーの動き、角度、距離、速度……。
どれを取っても熟練の技。温度や湿度で微妙に変わる「塗り加減」を瞬時に判断し、常に“最適”を維持する姿には、ただただ感動です。
カクイチ品質はこうして作られる
完成した鉄骨の表面は、まるで陶器のような滑らかさ。光沢感がありながらギラつかない、落ち着いた艶。
まさに「美しさ」と「強さ」を兼ね備えた仕上がりでした。
検品担当の方が丁寧に手で触れてチェックしていたのも印象的でした。
「最後に確認するのは、やっぱり人の目と手なんです」との言葉に、日本のモノづくりの魂を感じました。
現場の声:職人さんに聞いてみました!
見学の合間に、ベテラン職人の方にお話を聞くことができました。
Q:粉体塗装の難しさって、どんなところですか?
「塗料の付きすぎも、付き足りないのもダメ。見た目だけじゃなく、厚さにも気を配ります。特に端部は要注意。毎日が“ミリ単位の戦い”ですよ。」
Q:どんな気持ちで塗装されてますか?
「お客様のガレージや倉庫に“長く安心して使ってもらいたい”。それだけですね。自分の仕事が何年、何十年と残ると思うと、やっぱり手が抜けません。」
おわりに:動画と現場で感じる「信頼の裏側」
カクイチの粉体塗装は、技術だけでなく、現場の誇りや情熱に支えられていました。
動画では、レーンの迫力や塗装の様子がリアルに伝わるはずです。職人さんの背中や目線にも注目してご覧ください。
私たちサンボックスも、こうした「本物の品質」をお客様にお届けするパートナーでありたいと、改めて感じた一日でした。
▶️【動画はこちら】
工場の現場で撮影したリアルな粉体塗装工程を、ぜひご覧ください!
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